車でドライブ中に使えるポケット型Wi-Fiおすすめ一覧！選び方も紹介

車で長時間ドライブをしているとき、音楽を楽しみたい、映画を見たいと考えた経験がある人もいるでしょう。

とくに子どもがいる場合や人数が多い場合は、Wi-Fiが使えたらさらに快適なドライブになります。

今回は、そのようなときに大活躍するポケット型Wi-Fiをご紹介します。

おすすめのポケット型Wi-Fiだけでなく、選び方も解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

ポケット型Wi-FiとはコンパクトなWi-Fiルーター

ポケット型Wi-Fiとは、小さいサイズのWi-Fiルーターを指します。

大きさはスマートフォンとほぼ変わらず、カバンに入れて簡単に持ち運べます。

一方、自宅で使われている光回線やホームルーターは通信速度が速く大容量であるものの、車では使えません。

そのため車でドライブ中にWiFiを利用する場合は、ポケット型Wi-Fiがおすすめです。

メリットはすぐに使えるところ

ポケット型Wi-Fiのメリットは、外出先で使える、工事なしで使える点です。

届いてすぐに利用できるため、ドライブ以外にもカフェで仕事をするとき、フリーWi-Fiに安全性の懸念があるときなどに便利でしょう。

頻繁に引っ越しをするため、光回線の契約が手間になる際にも活躍してくれます。

デメリットは通信品質の不安定さ

デメリットは、光回線と比較して通信速度や品質が安定していない点です。

使用する場所や使い方によっては、速度が遅くなったり使えなかったりする点に注意しましょう。

加えてドライブ前に充電をしておかないと、バッテリー不足で使えなくなる恐れもあります。

ポケット型Wi-Fiのデメリットを知ったうえで、上手くドライブで利用してみてください。

モバイルルーターとの違いはない

ポケット型Wi-Fiとモバイルルーターに違いはなく、どちらも小型で持ち運びができるWi-Fiルーターをいいます。

もともとポケットWi-FiとはY!mobile（旧イーモバイル）が発売していたモバイルルーターの商品名でした。

しかし商品名が広まり、モバイルルーターがポケット型Wi-Fiと呼ばれるようになりました。

ポケット型Wi-Fiとモバイルルーターは、いずれも持ち運びできるWi-Fiルーターと覚えておくとよいでしょう。

ポケット型Wi-Fiは通信回線方式が2種類ある

ポケット型Wi-Fiの通信回線方式は、WiMAX2+とLTEの2種類です。

どちらもにもメリットとデメリットがあるため、選択時の判断基準の一つとしてください。

WiMAX2+

WiMAX2+とは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する無線通信技術の一つです。

以前使用されていたWiMAXがさらに強化され、使い勝手も向上しました。

高周波数を利用しているため、高速で利用できる点が特徴的といえるでしょう。

ただし地下や屋内では、電波が届きにくい場合があります。

LTE

LTEとはLong Term Evolutionの略で、主にスマートフォンで利用されている通信規格をいいます。

利用する際は通信事業会社と契約する必要がありますが、日本のどこにいても通信が可能です。

広く利用されているLTEは4Gですが、2020年頃からはより高速で利用できる5Gも登場しています。

ポケット型Wi-Fiにも5Gが利用できるものが増えているため、チェックしてみてください。

ポケット型Wi-Fiのおすすめの選び方はデータ通信量

ドライブで利用するポケット型Wi-Fiを決める際は、データ通信量が使い方に合っている選び方をおすすめします。

ポケット型Wi-Fiは、種類によってデータ通信量が100GBや無制限などと決められています。

月に数回ドライブに行く際に、短時間利用する程度であれば、月20GB程度で十分です。

一方で毎日長時間ドライブする、ドライブ以外にも利用する場合は、データ容量は無制限を選ぶと快適に利用できます。

一般的にデータ通信量が大きいほど、月額料金は高くなります。

データ通信量と料金のバランスを見て、使い方にあったポケット型Wi-Fiを選択しましょう。

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際に注意したい点は解約金

ポケット型Wi-Fiを選ぶ際には、解約金について注意が必要です。

多くの会社では料金を抑えるために、契約期間を設けています。

契約期間内で解約すると、解約金が請求される場合があります。

月額料金に加え、端末を分割で支払っているときには注意しましょう。

安いと思って契約したものの、ドライブしない月にも月額料金が発生してもったいないと感じるケースも想定されます。

そのため、どの程度の期間、ポケット型Wi-Fiを利用したいのかを考えておく必要があります。

おすすめのポケット型Wi-Fi一覧

おすすめのポケット型Wi-Fiを一覧で紹介します。

それぞれの特徴は以下で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAXは、GMOインターネットグループが提供するポケット型Wi-Fiです。

GMOインターネットグループは、プロバイダー運営を20年以上行ってきました。

データ容量は無制限で、多く利用する月があっても使いやすいでしょう。

高速通信は下り最大4.2Gbpsと非常に高速で、ドライブ中に動画を視聴したいときにも快適です。

WiMAX 2+とau 4G LTE、au 5Gエリアをカバーしているため、広い範囲で使える点も魅力があります。

ハイスピードモードエリア内の人で速度に不満がある場合、20日以内であれば無料でキャンセルできます。

最低利用期間は2年で、乗り換えをはじめ条件によってはキャッシュバックが受けられる場合もあり、料金面でもお得です。

加えて解約違約金がないため、実質的に期間の縛りはないといえるでしょう。

auやUQ mobileを使用している人は、セット割引が利用できる場合があります。

支払い方法はクレジットカードが利用できるため、手間はありません。

発送は即日行われ、急に長距離ドライブをする予定になった際に活用できます。

Rakuten WiFi Pocket

Rakuten WiFi Pocketは、テレビCMでお馴染みの楽天グループが提供するポケット型Wi-Fiです。

最大の魅力は価格の安さで、利用するデータ量が少なければ自動的に料金が安くなります。

3GBまでは税込1,078円、3GBを超えて20GBまでは2,178円、20GBを超えた場合も3,278円です。

さらに楽天ユーザーであれば楽天ポイントで料金の支払いができるため、魅力的に感じる人も多いでしょう。

ドライブに行く月がまちまちという場合も、利用しやすいポケット型Wi-Fです。

通信端末も非常に安く、1円で購入できるキャンペーンが頻繁に開催されていて、お得だというファンも少なくありません。

データ高速無制限エリアも広がっており、利便性も高まっています。

回数の縛りがないため、いつでも好きなタイミングで解約できます。

夏休みや冬休みといった期間だけ使いたいというときにも便利でしょう。

ポケット型Wi-Fiを試してみたい人にもおすすめです。

一方で、他のポケット型Wi-Fiと比較すると、速度が遅いと指摘する声も少なくありません。

実際に利用していると速度は思ったよりも気にならなかったという声がある反面、地域によっては遅く感じられる可能性があります。

お住まいの地域やドライブに行こうと思っている地域の情報を確認してから検討するとよいでしょう。

5G CONNECT

5G CONNECTは5Gが利用できるため、高速で美しい動画をドライブ中に楽しめます。

30日間の無料お試し期間があり、ドライブ中にポケット型Wi-Fiがあったら便利ではないかと考えている初心者におすすめです。

速度を重視したプランと、エリアを重視したプランの2種類があり、自分の使いやすい方を選択できます。

契約期間の縛りがないプランでは、端末は無料レンタルをする形になり使い勝手は抜群です。

2年契約プランではまとめ払いをすると、よりお得になります。

トータルで安く使えるポケット型Wi-Fiを探している人にとっては、非常に魅力的です。

Vision WiMAX

Vision WiMAXは、東証プライムに上場している会社が運営しています。

料金プランは契約期間が2年のものと期間の縛りのない2種類が用意されており、使用期間にかかわらず利用しやすくなっています。

オプションサービスが充実していて、ドライブ先で万が一破損した際にも心強い存在です。

キャッシュバックが受けられるキャンペーンもあり、非常に充実しています。

万が一不明点があった際は、チャットボットやカスタマーサービスに電話で確認ができます。

チャットボットはVision WiMAXのHP上で簡単に利用でき、困ったときにすぐに相談できる点が魅力です。

あわせて解約時に端末が不要である場合、下取りしてもらえるサービスが利用できます。

解約時に端末の処分方法に悩む必要もなく、ストレスフリーに活用できるでしょう。

AIR-WiFi

AIR-WiFiは、1ヵ月無料のモニタープランのあるポケット型Wi-Fiです。

日単位の速度制限がないため、ドライブ中に使用する時間にばらつきがある場合にも利用できます。

申込みから最短翌日に到着し、届いた日からドライブ中に音楽を聴いたり、映画が視聴できたりします。

Wi-Fiのモデルは3つあり、旧モデルであれば新モデルよりも月額料金を抑えられるため、チェックしてみてください。

契約期間なしオプションと安心オプションに同時に加入すると、契約期間なしオプションが0円になって非常にお得です。

ただし1ヵ月無料モニターは、契約期間なしオプションを利用の人は、使えません。

海外で利用できるプランも用意されているため、海外旅行にもSIMの差し替えをせず、電波をいれるだけで活用できます。

ドライブ中だけでなく、海外でも使えるポケット型Wi-Fiを探している人はAIR-WiFiを手に取ってみるとよいでしょう。

クラウドWiFi

クラウドWiFiは、データ量が選択できる点が魅力的です。

選べるプランは、以下の3種類があります。

• 20GB
• 50GB
• 100GB

ドライブは週末だけ短距離という場合は、20GBでも十分でしょう。

一方長距離ドライブを何度も行う人は、100GBがあると退屈知らずです。

使う月と使わない月がある場合は、50GBから利用してみるとよいでしょう。

レンタルできる端末はU2sとU3の2種類があり、最大で12時間の連続使用が可能です。

契約期間に関する縛りがないため、ドライブする期間が限られている場合にも重宝するでしょう。

134ヵ国の海外で利用できるプランも用意されており、海外では電源を入れない限り料金は請求されません。

発送料は無料で、東京新宿店を利用するとその日からドライブで動画視聴やインターネットの閲覧ができます。

どこよりもWiFi

どこよりもWiFiは、携帯事業大手のドコモの回線が利用できるポケット型Wi-Fiです。

ドコモの回線は範囲が広く安定しているため、ドライブ中も快適にWi-Fiが楽しめるでしょう。

最短で次の営業日に発送されるため、すぐに使える点も魅力的です。

端末の重さは約90gと軽く、ドライブ中だけでなくカフェで仕事をしたいときにも利用できます。

契約期間は2年ですが、端末代金の税込19,800円を3年に分割して支払う契約を結ぶ点に気をつけてください。

MONSTER MOBILE(モンスターモバイル)

MONSTER MOBILE(モンスターモバイル)とは、端末を無料レンタルして利用するタイプのポケット型Wi-Fiです。

データ量は20GBと50GB、100GBから選択できます。

大きくわけて、縛りなしのプランと2年契約プランがあり、2年契約プランの方が月額料金は安いですが解約金があります。

あわせて容量増量プランに簡単に変更できるため、ドライブに行く機会が増えたときも臨機応変に対応できて便利でしょう。

専用のアプリを使えばギガの足りない日だけを簡単に追加できて、使いすぎた月末にも快適に利用できます。

端末は円盤型で、USB Type-Cで使いやすいと人気です。

THE WiFi

THE WiFiは、使う場所によってドコモ、au、ソフトバンクの回線のいずれかにつながる使いやすいポケット型Wi-Fiです。

主にソフトバンクの回線に繋がる場合が多く、圏外になる心配はほとんどありません。

料金プランは固定料金だけでなく、使った分によって料金が変動するプランも用意されています。

利用する月としない月がある人は、無駄を抑えた利用ができるでしょう。

さらに変動制プランに加入している場合は、最大3回30GBのデータ容量を有料で追加できます。

オプションサービスも充実しており、ネットスーパーの優待サービスやパソコン周りのサポートが受けられるプランもあります。

ゼウスWiFi

ゼウスWiFiは、クラウドSIM型モバイルルーターが利用できるポケット型Wi-Fiです。

ルーターの端末に液晶パネルがついているため、操作がしやすく、データ通信量の残りやバッテリー残量が確認しやすくなっています。

ドコモ、au、ソフトバンクの3回線を場所によって使い分けているため、ドライブ中も快適に使えるでしょう。

申し込み後最短で翌日発送され、工事不要ですぐに利用できます。

端末は無料レンタルであり、端末代を分割して支払う必要はありません。

ただし、契約解除後返却する必要がある点には注意してください。

世界106カ国でそのまま利用でき、利便性も非常に高くなっています。

hi-ho Let’s WiFi

hi-ho Let’s WiFiは、パナソニック株式会社が設立した会社が運営しているポケット型Wi-Fiです。

1995年からインターネットサービスを実施している会社であるため、確かな実績があります。

プランは、耐容量の120GBと210GBの2種類から選択できます。

1日4ギガ、7ギガと使える量が決まっているため、使いすぎにも注意したいときにおすすめです。

クラウドSIMが採用されており、その場所で一番つながるキャリアを利用できて、サクサクと動画視聴が楽しめるでしょう。

電源を入れるだけで海外でも利用できるため、非常に便利です。

申込みはインターネット上で完結し、24時間好きなタイミングで申込みできます。

端末は最大で10台を一度に接続できる能力があり、複数の友人とドライブする際にも活用できます。

キャンペーンも頻繁に実施しているため、ドライブ中にお得にWi-Fiを楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。

ポケット型Wi-Fiを車内で利用する際には放置しない

おすすめのポケット型Wi-Fiを紹介してきましたが、ポケット型Wi-Fiを車内で利用する際の注意点を3つ紹介します。

• 車内に放置しない
• 充電したままにしない
• 使用方法を守る

車内に放置しない

ポケット型Wi-Fiは車内に置いたままにすると、故障や盗難の危険性があるため注意が必要です。

特に夏場は車内が高温になる危険性があり、発火や発煙の恐れが高まります。

ポケット型Wi-Fiの故障だけでなく、車内に被害が及ぶ場合もあるため、車から降りる際はバッグに入れておくとよいでしょう。

充電したままにしない

充電したまま使用すると、本体の故障や劣化を早める可能性があります。

なるべくドライブ前に、充電しておきましょう。

長時間ドライブする場合は、ポケット型Wi-Fiを使わない暇つぶし方法も用意しておくことがおすすめです。

使用方法を守る

ポケット型Wi-Fiは、使用方法や接続できる台数が決まっています。

使用方法を守らないと故障の原因になったり、速度が遅くなったりします。

初めて利用する場合は、説明書に一通り目を通しておくとよいでしょう。

ポケット型Wi-Fi以外に車内でインターネットを利用する方法がある

ポケット型Wi-Fi以外にも、車内でインターネットを利用する方法があります。

• スマートフォンのテザリング機能を使う
• 車載用のWi-Fiルーターを契約する

スマートフォンのテザリング機能を使う

スマートフォンのテザリング機能を使うと、スマートフォンの契約だけで車内でWi-Fiが使えます。

ごく稀にドライブに行く程度であり、費用をなるべく抑えたいというときに便利です。

ただし、スマートフォンの契約によっては費用が高額になったり、長時間使うとスマートフォンの本体が劣化したりする原因となります。

ポケット型Wi-Fiよりも速度が遅くなる点にも注意が必要です。

車載用のWi-Fiルーターを契約する

車載用のWi-Fiルーターとは、シガーソケットに取り付けて使う車専用のWi-Fiルーターです。

持ち運ぶポケット型Wi-Fiとは違い、車に固定して利用します。

接続は簡単で、初心者で専門的な知識がなくても簡単に取り付けられます。

車内に放置した使い方を前提としているため、車内温度を気にする必要はありません。

ドライブする日だけ使用できるプランもあり、無駄なく利用できます。

ただし車以外の場所では利用できないうえ、エンジンを切ると使用できないタイプが大半です。

メリットやデメリットを考えたうえで、どの方法でインターネットを利用するか検討してみてください。

ポケット型Wi-Fiでドライブをもっと楽しく

今回は、ドライブ中に使えるポケット型Wi-Fiのおすすめを紹介しました。

ドライブ中に使うデータ量から考えて選択すると、ポケット型Wi-Fiを快適に利用できるでしょう。

ご紹介したポケット型Wi-Fiにも様々な種類があり、お住まいの地域やドライブする地域によってつながりやすいもの、使いやすいものが異なります。

お試し期間が設定されているポケット型Wi-Fiもあるため、気になる人は便利に活用してみてください。

仕事で車移動が多い人、ドライブ中に子どもの機嫌を取りたい人など、今よりも車内生活が快適になるでしょう。