島の未来と
水産業の発展のために
今こそ横の連携を深める!

熊本県
熊本県

株式会社みやびグローバル

対象品目:水産物

事業内容:店舗販売

株式会社みやびグローバル
熊本県

コロナ禍で、
離島の強みが弱点に

熊本県南部に位置し、温暖な気候に恵まれている天草市。市本土から船で20分ほどの洋上に浮かぶ離れ小島が御所浦町です。島には豊かな自然が残り、山々から流れ込むミネラルが海を育むため、昔から養殖や漁業で栄えてきました。
当社も独自のエサと肥育方法にこだわり、「みやびブランド」としてタイ、カンパチ、マグロを養殖。国内外で広く認知され、順調に売り上げを伸ばしてきました。ところが、コロナで一変。海外からの発注はほぼゼロ、国内の飲食店も50%以下に落ち込んでしまいました。
さらに、離島は事業に必要な製品の仕入れ・出荷ともにフェリーを使わざるをえない環境ですから、自ずとコスト高となり、競争激化に打つ手がない状況でした。

熊本県

生産者も、消費者も、
笑顔にする!

そんな時、同じ御所浦町で漁業や養殖を営む方たちから「このままでは御所浦の水産業は厳しい……という声を聞く機会がありました。島の雇用を守り発展を下支えするためには、誰かが手をあげて一致団結しなければなりません。そこで、補助金を活用してみんながウィンウィンになるキャンペーンの展開を模索し始めました。
大切にしたのは、天草の水産業への貢献と、消費者への還元、さらにアフターコロナを想定し観光PRにもつながる企画です。生産者の声が集まる漁協の担当者にも色々と相談し、フェア名は立地と地名を前面に出した『天草離島御所浦フェア』に決定しました。
具体的な内容は、外食産業の落ち込みで行き場を失った魚を通常の5割増の価格で仕入れ、さらに、卸業者へは通常の約半値で販売し、差額を補助金でまかなうというもの。
関東に拠点を置く「すし銚子丸グループ」約100店舗で養殖シマアジの特売や活〆みやび鯛にぎりの割引セールを行ったほか、山口県、福岡県、熊本県の小売店で特価販売などを実施。中でも『ゆめマート』(熊本県)での反響は大きく、キャンペーン期間中は通常の2〜3倍の量を仕入れ、前年比140〜200%の売り上げ(鮮魚部門)を達成したそうですから嬉しい限りです。

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得たものを活かし、
次の挑戦へ

今回の収穫は、御所浦の水産業における横の連携が構築されたこと。そして、御所浦という地域の認知度アップにつながったことです。今後は得たものを活かし、ECサイトの立ち上げにも挑戦していく予定です。
県をまたぐ移動がしづらい今、県外にいながら地元の味に触れて懐かしむことができる環境を整えることは大きな意義があると思います。連携と挑戦をキーワードに、これからも苦難を乗り越えていきます。