関東中心に「ご飯大盛り」で
米の消費アップ

神奈川県
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千田みずほ株式会社

対象品目:

事業内容:店舗販売

千田みずほ株式会社
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米の総合企業として
「生産者の働き甲斐」に貢献

千田グループ、千田みずほ株式会社は創業1919年、主食用の精米商品の製造、味噌や米菓、清酒などメーカーに向けた原料米加工などを行う米の総合企業です。また関東エリアを商圏に炊飯米、中食、お惣菜の製造加工・販売を行う株式会社ジャンボリアを有しています。
新型コロナ禍により行楽用のお弁当やおにぎりなどの需要は激しく落ち込み、同社が取引する企業も同様で、取引量が半分以下になった先もあります。
一方、買い溜め需要に伴い前年比を大幅に超えた小売用取引先もありましたが、ジャンボリアへの2019年10月~2020年3月の期間に販売したお米の納品重量は前年同期比を下回る厳しい結果になりました。
販売できなければ、仕入れていた令和元年産の米は在庫として残り、新米(令和二年産)を仕入れることが難しくなる。米を継続販売していくことは何よりの生産者支援につながると考える同社は、本事業への参加を決めました。

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お弁当のご飯を増量し
直接的に米の消費向上へ

同社は「お弁当のご飯増量キャンペーン」とうたって、直接、米の消費量を増やすべく企画検討を進めました。神奈川に本社、新潟に支店を置くため、取引先・地域も多く、どの産地の米を扱うかには悩みもあったと担当者。
全国どこも苦しい中、同社が取引をする先で特に苦しんでいる産地で、かつ長く取引をしている茨城県産のお米を選んだと言います。「ご飯増量」自体、同社では初めての取り組み。準備期間に余裕はなく、慌ただしいこともあったそう。
ですが、製造現場からもアイデアが出るなど社が一丸となって準備が進みました。一例では、パッケージに貼る「大盛り」シールの位置は、白米の上にかかるようにして、消費者が一目で「ご飯の大盛り」であることが分かるように工夫しました。

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関東を主とした量販店で実施

キャンペーンは、実施可能な最短時期だった2021年1月16日からの2週間に、主に関東エリアで展開。手に取りやすい位置に陳列されるなど、店舗からの積極的な協力もあったといいます。若者や男性のみならず、少食と思われがちなご高齢の方にも、キャンペーンは好評でした。
結果、順調な販売を重ね、当初予定に近い玄米を消費することができました。これにより、同社の在庫状況も改善され、今回の事業で使用した茨城県産米は前年に近い量を仕入れられる目途がたったそうです。
「何よりも生産者支援につながった手ごたえが嬉しい」と同社。さらに、キャンペーンは同社にとって新規ノウハウの蓄積にもつながりました。製造のスキルアップと連携力の強化、また新型コロナ禍でのキャンペーンで目の当たりにできた販売動向データは、今後の活動にも生かしていけるのではと、可能性を感じています。